NO COMB,NO BEAUTY. 

ここに一本のくしがある

Y.S.PARKのYS-452と言うモデルだ

(ラ◯エーションハウス?)

業界用語で言う所の”コーム”であります

ま、言うて英語なだけですが

このコーム

美容師にとって、欠かす事の出来ない道具で

形、色のバリエーションも多数で

技術者によって選び方も様々だったりします

専門学校で支給されるような定番の物は

こういった他では一切見かけない独特な赤い色をしております

(´-`).。oO(なんでこの赤がスタンダードなんだろう

最近ではプリント技術も発達しており

(知らんけど)

(本当に知らんけど)

レインボーや

豹柄みたいなソレもあって

 

美容材料屋に行った時は

ワクワクがノンストップな次第であります

美容師という生き物、知らず知らずのうちに

良くも悪くもクセがついておりまして

コームが変わると

いつもの調子が出ない、と言ったデバフがかかる方は多いのではないかと

一日何十人もカットしてルーティーンがある方などは

違うコームだと切れねぇよ!なんて事もあるかもしれません

私はそんなスタイルでも、そんなレベルでもないので

百均で買ってきた物でも問題なく出来るタイプです

過去に、入院中の祖母の髪を病室で切った時は

急遽だったため、工作用バサミとそのへんのクシで切りました

「やっぱプロの道具は音がいいねぇ」

と言ってもらえたくらいです

ついて良い嘘はここだと、私は行間を貫きました

今日はそんな良い話がしたいわけではなく

そんな私にもある、長年愛用のコーム

冒頭に紹介したY.S.PARKのYS-452

(この度初めて品番は知りました)

もう十年以上になると思います

ちょっとデカいのと厚みがあるので

↓上のヤーツです

刈り上げなどの時は使いませんが

それ以外は、ほぼこれ一本でやってます

これ一本でやらしてもうてますぅ⤴︎

堺のあきんどが降臨した所で

『こだわり』

と言う言葉はあまり好きではありません

漢字で書くと、拘り

拘束、と言う言葉があるように

それに縛られているような、固執しているような

どうにもネガティブな印象があるからです

軽々しく「お店のこだわりは何ですかぁ〜?」

なーんて聞いたりしているのにも違和感を感じます

って、かなり理屈っぽい事言ってしまったので

アイツややこしいランキング急上昇もやむなし

打倒ひろゆき氏

目指せ林先生

このコームを使うこだわり”

をあえてお伝えさせて頂くなら

『しっかり梳けない』

と言う所

歯が詰まっていない粗歯に近いからで

抜けが良い、もしくは抜けてしまう

美容師的に言うとテンションがかからない

そんなコームです

根本から毛先までしっかり梳いてまっすぐ切る

と言うのがカットの原理原則ではあるのですが

これはコンテストでマネキンを切る時なら

それ以上でもそれ以下でもない話なのですが

人間には、癖や骨格、髪質といったものが存在します

正確に長さを切っても、見た目に誤差が出る

なんて事は、ほぼ当たり前

濡れている時と乾いている時で髪の毛が全く違う

これもよくある話です

経験値を積んでいれば分かってくる問題ない所ですが

人の頭でカットを練習し始めた頃等は

「ちゃんと切ったのになんで!」

そんな壁にもぶつかってきます

カットを教わる時に”クセ毛の人は長めに切る”

と言うセオリーのようなものがあります

これは先程の、濡れている時と乾いた時のギャップを埋めるためで

「うわっ!めっちゃ短くなってもうた!」

を回避するソレです

濡れた時は髪の毛が柔らかく、伸びやすい状態です

そこで引っ張って(髪の毛が長い状態で)切ると

ドライ後は短くなるのは必然

クセ毛なら倍率ドン、更に倍してドンです

希望の長さより長く切る…

そう、ドンピシャで切らなくて良いのです

むしろ切ってはいけないのです

もちろん正確に切りはするのだけれど

長さという、ミリ単位を追いかければ追いかけるほど

迷走してしまう

「左右長さ違いません?」

「いや、見た目が違うだけで長さは正確ですよ!」

そんなやりとりを側から見た時

コームのテンションに必要性の無さを感じたのが

使い始めたきっかけでした

まだありますが技術的な所はこの辺で

カット理論や、やり方は人それぞれですからね

ええ

このコームの一番のメリット

『髪の毛を引っ張らない所』

これに尽きます

美容室でされてイヤだったこと界のレジェンドとも言える

「船木ぃ〜」

(忘れてください)

髪の毛を引っ張るという行為

私はされる側の立場ではないですし

されても特に何も感じないタイプですが

これをするのがとてもイヤでして

単純に摩擦で髪の毛傷むだろうし

(意外と引っかかりダメージって大きんですよ)

頭皮も痛いですよ

何より髪引っ張られて頭ごと動いている画はよろしくありません

女子プロレスじゃないんですよ

「コーノーヤーロー!」

じゃないんですよ

これをやってる美容師ほど

「お客様は丁寧に扱え!」

と無駄に連呼している傾向にあります

※個人の見解です

このコームは過度に引っかかる事がないですし

歯の先端が丸くなっていて優しいのもポイント高しです

それと、歯の間隔が全て同じなのも良いですね

カット用のコームは、粗い歯と細かい歯のハーフ&ハーフな物が多いので

(´-`).。oO(アレ、個人的に不要なサービスです

パッと取った時に

「いや細かい方なんかい!」

とツッコむの面倒くさいんです

(確認すれば即解決)

とまあ、長々とやってきましたが

おじさんが1人でやってる美容室なので

なるべく不快な事を取り除いていくのはマスト

そのために必要不可欠なアイテム

それがこのコームというわけです

そんなこんなで今日は

私のコーム

のお話でした

ではまた

Alla prossima volta!

予約、お問い合わせ等は下の公式LINEから

↓↓↓

   

なんだかんだでオススメなドライヤー、カールアイロンはコチラ


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする